美幌峠から一望できる屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。実は世界でも2番目に大きいカルデラ湖で、1位はインド・スマトラ島のトバ湖となっています。
カルデラ湖は噴火活動によって形成されます。マグマが地表に噴出した代わりに地下に空間ができ、地表が陥没。そのくぼんだ大きな穴に水がたまって湖になります。
屈斜路湖の特徴は水の美しさ。コバルトブルーの湖面と山々の緑、晴れた日の青い空、白い雲とのコントラストは絶景です。冬は氷点下20℃以下になり湖面が全て凍ることもあり、氷や真っ白な雪に覆われた湖も圧巻です。そのほか朝日や夕焼け、雲海に夜空など屈斜路湖は季節や時間によって様々な表情を見せてくれます。何度も足を運んでいただきたいです。
(撮影:ピーカン企画/滝川朗正)
気になる屈斜路湖の大きさを数字でみてみます。
面積:79.7平方km
周囲の長さ:57km
水深:125m(最深部)
この面積は東京ドーム(約4.7万平方メートル)だと約1700個分、エスコンフィールドHOKKAIDO(敷地面積約5万平方メートル)だと約1600個分にあたります。
……想像できましたでしょうか?
ちょっと想像が難しいかもしれません。ぜひこの大きさと圧巻の景色を体感しに、道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」に遊びに来てくださいね。