美幌町にある美幌峠ってどんなとこ?

美幌町にある美幌峠ってどんなとこ?

美幌町は北海道の東部、オホーツク海から30kmほど内陸にあります。女満別空港からは車で約10分と道内でもアクセスのいい場所に位置しています。札幌(新千歳)からは45分、東京(羽田)から女満別空港までは約1時間45分、その他大阪、名古屋からのフライトもあります。

 

1887(明治20)年に美幌外5ヵ村戸長役場(現在の町役場のような機関)が設置されたことに始まり、鉄道の開通や移住者の増加などにより1915(大正4)年に美幌村になりました。その後1923(大正12)年に美幌町が誕生しました。

 

町名はアイヌ語に由来しています。アイヌ語で多くの清流があり水量が豊富なところを「ピ・ポロ(水多く・大いなる所)」といい、それが転じて「ビホロ」と呼ばれるようになりました。その名の通り、美幌町内には60本以上の美しい川が流れています。その自然の恩恵を受け網走川や美幌川に沿って美幌原野が拓かれ、農業、林業のほか運送業や建設業などにより町が発展してきました。

 

美幌町の自然の魅力はきれいな川や平野だけではありません。「峠」「湖」「空」も絶景なんです。

 

「美幌峠」は、日本最大のカルデラ湖である「屈斜路湖」を一望できる展望スポットです。「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」は周辺の標高が約525mのところにあり、その名の通り噴火によってできた湖や島を大パノラマで楽しめます。天候次第では雲海が広がり、夜にはまるで星が降り注ぐような美しい星空を眺めることもできます。雄大な自然と地球の長い営みを感じられる場所です。

美幌博物館」では美幌町や美幌峠の自然・歴史・芸術について展示を楽しみながら知ることができます。ぜひ足を運んでみてください。

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