実はすごいぞ、「美幌博物館」を紹介!

実はすごいぞ、「美幌博物館」を紹介!

突然ですが、美幌博物館を紹介させてください。なぜなら、美幌博物館が好きなので。

美幌博物館は1987(昭和62)年に開館した総合博物館です。オホーツクの自然・歴史・芸術を紹介しており、見て触れて、体験しながら楽しく学ぶことができます。

私も小学校の授業で勾玉作りをしたり、大人になってからもお正月の団子飾り作りの体験教室に行ったり。まさに子どもも大人も楽しめる博物館です。

美幌博物館の町田学芸員に教えていただいたおすすめポイントとともに各展示室について紹介します。


〈町田学芸員〉

①第1展示室「川とともに」


〈提供:美幌博物館〉

屈斜路湖のなりたち、旧石器時代から明治の開拓期までの歴史、アイヌの暮らしで使用していた漆器などを展示しています。また、北海道内で最も大きなジオラマで初夏の自然を再現しています。

町田さんのおすすめ「ジオラマ内に咲くたくさんのお花は、西尾製作所(京都)が制作。花弁の一枚一枚、雄しべ雌しべの一本一本まで、そのすべてを型取りして再現しています。本物そっくりのお花をじっくりご覧ください」

②第2展示室「農業と身近な自然」

 
〈提供:美幌博物館〉

「美幌温水溜池」(美幌町福住)とそこに暮らすさまざまな生物を紹介しています。さまざまな生き物の営みと美幌町の基幹産業である農業を支えていて、北海道内で唯一農林水産省の「ため池百選」に選ばれました。

町田さんのおすすめ「スマートボールや乗れるミニトラクターなど、子供たちが遊べる展示も多くあります」

③第3展示室



〈提供:美幌博物館〉

2015(平成27)年2月に美術展示室としてリニューアルしました。美幌博物館所蔵の油絵や彫刻、動物写真家前川貴行氏の写真など、国内外で活躍する作家の作品は、見ごたえ十分。自然や歴史、芸術に関する調査研究活動を行い、年5回程度の展示会や、手軽な工作を楽しめる体験教室も行っています。

町田さんのおすすめ「世界で活躍する前川貴行氏の作品を常設展示している場所は国内でも限られています。町内で撮影した数々の写真には美幌の豊かな自然の魅力が詰まっています」

可不可美幌峠でも「びほろ昔ばなし」や勾玉キットなどを販売しています。博物館を見た後は、ぜひご自宅でも美幌町の歴史や自然を楽しんでください。

博物館のお隣には森林公園キャンプ場などもあります。お近くに来られた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

美幌博物館】
住所:網走郡美幌町字美禽253-4
開館時間:9:30〜17:00(入館締め切りは16:30)
休館日:毎週月曜(月曜日が祝日・振替休日の場合は、直後の平日)・国民の祝日の翌日・年末年始(12月30日〜1月6日)

 

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